株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

3.2.2 IPv6アドレスとは

IPv6アドレスとは

「3.2.1 IPv4アドレスの枯渇とは」でも紹介した通り、IPv4アドレスが足りなくなるという問題が深刻化しています。この問題を根本的に解決するとされているのが、IPv6アドレスへの移行です。

IPv6アドレスは128ビット、つまり128桁の2進数からなります。IPアドレス数は2の128乗、約340澗(1澗は1兆×1兆×1兆)個という膨大な数になります。「地球上のチリやホコリにまでIPアドレスを割り当てられる」と例えられるほどの莫大な数を持つIPv6アドレスに移行することで、IPアドレスの不足という問題が解決されると考えられています。

IPv6アドレスの表記法

IPv6アドレスは、IPv4アドレスの4倍の長さを持ちます。そのため、IPv4のドットアドレス表記とは異なる、新しい表記方法が用意されています。
IPv6アドレスでは、16ビットごとに「:(コロン)」で区切り、16進数で表記します。
IPv6アドレスの記述

更に、IPv6アドレスには省略表記のルールが2つあります。
:と:の間をフィールドと呼びます。各フィールド中の先頭のゼロは省略できるというものです。ただし、「0000」の右端の「0」は残します。
IPv6アドレスの記述

次に、「0000」のフィールドが2つ以上続く場合、「::」と表記することができるというものです。省略できる場所が2箇所以上ある場合はどれを省略しても良いですが、一つのアドレス内では一箇所しか省略できません。
IPv6アドレスの記述

このように、全く同じIPアドレスであっても、省略表記によって何パターンもの表記方法があり、表記の揺らぎによってさまざまな問題が生まれていました。これに対し、2010年8月に、IPv6アドレスの推奨される表記方法についての規則が定められました。

まとめ

  • IPv6アドレスは、128ビットの長さを持つ、新しいバージョンのIPアドレス。
  • IPv6アドレスは約340澗という膨大な数となり、IPv4アドレスの枯渇問題を根本的に解決するとされる。
  • IPv6アドレスの表記ルールにより表記の揺らぎが生まれるため、推奨される表記方法が定められた。

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