株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

1.2.10 固定IPアドレスだとできること/独自ドメイン

独自ドメインとは

自分の好きな文字列を指定してオリジナルのドメインを登録することができます。このドメインのことを「独自ドメイン」と呼びます。
弊社の場合であれば、「arearesearch.co.jp」という独自ドメインを登録しており、Webサイトやメールアドレスなどに、この独自ドメインを使っています。また、「どこどこJP」というサービスのWebサイトには「docodoco.jp」という独自ドメインを使っています。このように、社名やサービス名を含んだドメイン名は、覚えやすく認知度向上にもつながるというメリットがあります。
ドメイン名のさらなる活用については 「2.1.12 ドメイン活用術」で解説しています。

ドメインとIPアドレス

固定IPアドレス(静的IPアドレス)を使用するメリットとして、独自ドメインの運用に適しているという点があげられます。固定IPアドレスであれば、FQDN⇒IPアドレス⇒サーバという紐づけが常に一定です。
一方、接続のたびにIPアドレスが変わってしまう変動IPアドレス(動的IPアドレス)をサーバに割り当てても、IPアドレスが変化したが最後、FQDNに紐づけられているIPアドレスとWebサーバに割り振られたIPアドレスが違うものになってしまい、アクセスできなくなります。

Webサーバに変動IPアドレスを割り当てた場合、IPアドレスが変動するとWebサーバにアクセスできなくなる


IPアドレスを「住所」に例えた場合、変動IPアドレスを使っているというのは、いわば「住所不定」です。住所が一定なら常に手紙を受け取ることができますが、「住所不定」の場合、以前住んでいた場所に誰かが手紙を送っても、既に住所が変わってしまっていたら、その手紙を受け取ることはできなくなってしまいます。

ダイナミックDNS(Dynamic DNS: DDNS)

ダイナミックDNS(ダイナミックドメインネームシステム、Dynamic DNS:DDNS)」という、変動IPアドレス(動的IPアドレス)とFQDNを紐づける技術が存在します。ダイナミックDNSは、IPアドレスとFQDNの紐付けの設定を、接続のタイミング等で更新することで、変化するIPアドレスに対して同一のFQDNを紐づけられるようにしています。
しかし、IPアドレスが変化してから紐付けの情報が更新されるまでの間は正常に稼働しないというデメリットがあるため、常にサービスを提供できる状態を保つ必要がある場面には適しません。そのような場面では、固定IPアドレス(静的IPアドレス)が使われます。

Webサーバに変動IPアドレスを割り当てた場合、IPアドレスが変動するとWebサーバにアクセスできなくなる

まとめ

  • 独自ドメインとは、自分の好きな文字列を指定したオリジナルのドメインの事。
  • 固定IPアドレスは、独自ドメインの運用に適している。
  • 変動IPアドレスとFQDNを紐づける「ダイナミックDNS」という技術がある。

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