株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

4.1.5 DFLS(Daily Feedback Loop System)調査について

DFLS(Daily Feedback Loop System)の仕組み

調査スタッフ(Net Tracer)のチームは、エンドユーザの皆様から提供されたフィードバック情報(IPアドレスとインターネットを利用している位置がセットになった情報)を元により詳細な調査を行い、データベース精度の維持・向上に努めています。では、具体的にどのような仕組みで調査がされているのかを見てみましょう。

1.フィードバック情報が正しいものか確認する

エンドユーザさまからのフィードバックとはいえ、全てを鵜呑みにすることはできません。フィードバック情報が正しい物かどうかを確かめる方法として、ネットワーク機器の位置情報を活用しています。
フィードバック情報に含まれるIPアドレスに到達するまでに経由したネットワーク機器の位置を確認し、提供された位置情報と合致するかどうかを確かめています。
愛知県で利用しているにも関わらず「東京で使っている」と虚偽の申告をしたとしても、経由したネットワーク機器の情報を確かめれば、東京ではなく愛知県で使われているIPアドレスであるということがわかります。このようにして、確実な情報を元に調査を行っています。

ネットワーク機器の位置から、フィードバック情報の真偽を確かめる

2.データを更新するIPアドレスの範囲を決定する

フィードバック情報に含まれるIPアドレスは通常1つです。しかし、特定の位置や地域で使われているIPアドレスが一つだけという事は稀で、多くの場合数百~数千単位のIPアドレスがまとまって割り当てられています。フィードバック情報に含まれるIPアドレスは、そのグループに含まれる一つのIPアドレスです。
そのため、フィードバックのあったIPアドレスの情報だけを更新するのではなく、そのIPアドレスが含まれるグループ全体の情報を更新する必要があるのです。IPアドレスのグループの大きさは、IPアドレスを利用している企業や管理しているISPによって異なります。そのため、同じグループとして使われている部分を特定する必要があります。
サイバーエリアリサーチでは、調査の結果から「このISPは概ねこれくらいのグループで管理している」という情報を所持しています。これを元にグループの先頭・末尾に近い範囲を重点的に調査し、グループ全体の大きさを効率よく把握する工夫をしています。

IPアドレスはグループ単位で管理されている

まとめ


  • DFLS(Daily Feedback Loop System)では、まずフィードバック情報が正しいかどうかを確かめる。
  • 正しいという事が確認できたら、データを更新するIPアドレスの範囲を決定する。

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