株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

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CAR Navigation vol.39 ネットワークの形から見る「Wi-Fiアクセスポイント調査」の展望

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 前号・前々号からお伝えしている新プロジェクト「Wi-Fiアクセスポイント調査」が、遂に本格始動の日を迎えました。日本国内はもとより、世界中のアクセスポイントについての情報が次々とサイバーエリアリサーチに集まりつつあります。 「この公衆Wi-Fiサービスでは、このようにIPアドレスが運用されているに違いない!」など、分析にあたるNet Tracerたちは早くも様々な仮説を立てています。今まで調査が困難とされてきた無線やモバイルのネットワークについても、 新たな調査の糸口が見つかりました。
 今回のCAR Navigationでは、"ネットワークの形"という視点から、「Wi-Fiアクセスポイント調査」の最新情報と今後の展望をお伝えします。

Wi-Fiってどれも同じ…じゃないの? アクセス網から見る公衆Wi-Fiの違い

 「自宅のWi-Fiと公衆Wi-Fi、なんでこんなに速度が違うんだ?」とイラだったことはありませんか?実は、一口に「Wi-Fi」と言ってもその裏側はさまざまです。
 今回は、バックホール回線(*1)にADSL・FTTHなどの「有線アクセス網」を使うアクセスポイントとWiMAXや携帯電話回線などの「無線アクセス網」を使うアクセスポイント、それぞれの特徴や違いを解説します。

 有線アクセス網の強みは、高速で安定した通信環境です。その代わり、設置場所までケーブルを敷設する必要があるため、設置コストが大きくなります。

 一方、無線アクセス網はケーブルが不要。設置コストを低く抑えられるうえ、地理的・構造的にケーブルが引けない場所にも設置可能という利点があります。反面、通信環境は有線アクセス網に比べると安定しづらく、通信規格によっては通信速度がやや遅い場合もあります。

 特殊な位置づけとなるのが「FREESPOT」や「FON」など、一般家庭用回線に専用のルータを設置し、公衆Wi-Fiのアクセスポイントとして利用するタイプ。個人が機材を用意するだけで容易に設置できる一方、通信品質は設置者の利用回線や設定に依存するため、通信環境の良し悪しは利用してみないとわかりません。
 利用するアクセス網の違いは、IPアドレス運用形態の差、更にはIPアドレス調査によって得られる情報の差にもつながります。

*1 アクセスポイントと通信事業者の基幹回線を接続する回線

バックホール回線の違いから見るWi-Fiアクセスポイントの特徴

図:バックホール回線の違いから見るWi-Fiアクセスポイントの特徴

ブラックボックスを暴け! Wi-Fiアクセスポイント調査最前線

 IPアドレスの運用形態はネットワークごとに異なり、「IPアドレスから、何がどこまで分かるか」もそれぞれです。弊社は複数の調査方法(*2)を併用することでIPアドレスを調査していますが、 公衆Wi-FiのIPアドレスに関しては、従来の調査方法では捉えきれない部分がありました。これを補完する「Wi-Fiアクセスポイント調査」によって、IPアドレス調査の手掛かりが相次いで発見されています。

 調査で得られた新たなIPアドレス情報は、2014年7月よりSURFPOINT™に反映される予定です。CAR Navigationでは、引き続き調査の最新情報をお届けします。次回もどうぞお楽しみに!

*2… 弊社が実施する様々なIPアドレス調査手法について、過去のCAR Navigationで詳しく解説しています。バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

有線アクセス網を対象としたWi-Fiアクセスポイント調査の展望
有線アクセス網を対象としたWi-Fiアクセスポイント調査の展望

 従来の調査方法でADSL・FTTHなどの有線アクセス網のIPアドレスを調べた場合、IPアドレスが使われている位置は判定できても、公衆Wi-Fi経由のアクセスと一般家庭回線からのアクセスを区別することができませんでした。公衆Wi-Fiサービスを提供している事業者は何らかの方法で提供形態ごとにIPアドレスを分けているはずですが、IPアドレスだけでは、どのような形で提供されるかはわかりません。

 しかし、公衆Wi-Fi経由のアクセスで使われているIPアドレスを収集するなかで、「このIPアドレスブロックが公衆Wi-Fi用に割り当てられているのではないか」という仮説が立てられるようになりました。
現在、サイバーエリアリサーチは仮説の検証を行うべく一層の情報収集に注力しています。明確な調査結果が得られれば、IPアドレスから公衆Wi-Fi経由のアクセスとそれ以外のアクセスを区別できます。

無線アクセス網を対象としたWi-Fiアクセスポイント調査の展望
無線アクセス網を対象としたWi-Fiアクセスポイント調査の展望

 WiMAXや携帯電話網などの無線アクセス網では、事業者のネットワーク内でIPアドレスがどのように運用されているかを知る手立てが無く、IPアドレスと位置情報の紐づけは困難でした。

 ところが、IPアドレスとGPSによる位置情報を紐づけたデータを収集する中で、個々のIPアドレスに紐づく位置情報がほとんど変化しない事業者が複数発見されました。ある事業者では、実に9割超のIPアドレスが単一の都道府県で使用されていたのです。調査の進展につれ、これらのIPアドレスについても、位置情報を判定できるようになります。

通信スピードの速いWi-Fiを探そう!スマートフォンアプリ「WifiCollection」

 公衆Wi-Fiの通信品質は、アクセス網、機器の設置環境、通信規格、電波の干渉など、様々な要素から影響を受けます。
 なるべく通信スピードの速い公衆Wi-Fiを使いたい!そんなときに便利なスマートフォンアプリが「WifiCollection」です。

通信速度を計測し、計測結果を地図上で共有。外出先で公衆Wi-Fiをよく使う方、もっと活用したい方はぜひご利用ください!

スマートフォンアプリ「WifiCollection」

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 CAR Navigation バックナンバー

新プロジェクト「Wi-Fiアクセスポイント収集」

2014年、弊社の新たな調査対象となるのは「Wi-Fiアクセスポイント」です。
第一回では国内の公衆Wi-Fi網の広がりや使われ方を政府公表の統計資料を元に俯瞰しました。
第二回では、弊社のサービスを支える「SURFPOINT™」が調査によってどのように進化・発展していくかを解説しています。
本号とあわせてお読みいただくことで、このプロジェクトの狙いや展望をより深く知っていただける内容となっています。

イチから解説!IP Geolocation技術の仕組み

弊社のサービスを支えるデータベースは、継続的なIP Geolocation調査(IPアドレスが使われている場所を特定する調査)によって作られています。このシリーズでは、IP Geolocation調査の仕組みを技術の面からやさしく解説しています。 「どうしてIPアドレスから位置がわかるの?」「精度は大丈夫なの?」という疑問を持たれた際は、ぜひこのシリーズをご一読ください。

その他のバックナンバー一覧はこちら

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 そういえば最近アクセスしていないな~という方、Facebookページがあるなんて初耳!という方はぜひ今すぐご覧ください!

次号「広報誌 CAR Navigation vol.40」は8月初旬発行予定です

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