株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

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CAR Navigation vol.37 新プロジェクト「Wi-Fiアクセスポイント収集」 日本に広がる公衆Wi-Fi網のかたち

広報誌 CAR Navigation vol.38 PDFダウンロードPDFダウンロード(1.2MB)

 前回のCAR Navigationでは、広がりを見せる公衆Wi-Fi網の姿を俯瞰し、新たな調査の対象となるWi-Fiアクセスポイントの特徴や利用のされ方についてお伝えしました。今回は視点をぐっと引き寄せ、収集したWi-Fiアクセスポイントの情報をどう扱うかがテーマです。
 従来のIP Geolocation調査とは全く異なる方法で行われる「Wi-Fiアクセスポイント調査」。情報を集め、分析する狙いとは?得られた情報によってIPアドレスデータベース「SURFPOINT™」はどう変わり、どんな使い方ができるようになるのか?気になる人も多いこのテーマについて、最新情報を交えてお伝えします!

「Wi-Fiアクセスポイント調査」が明らかにするIPアドレスの“ディテール”

公衆Wi-Fiアクセスポイントの分布

 弊社のサービスの基幹をなすIPアドレスデータベース「SURFPOINT™」は、インターネット上で使われている全てのIPアドレスを網羅しています。Wi-Fiアクセスポイントに割り当てられているIPアドレスも、既にSURFPOINT™に掲載され、位置情報などが付与されています。既に判定ができるにも関わらず、なおも調査を続けるのには理由があります。「Wi-Fiアクセスポイント調査」は、IPアドレスの“ディテール”を補完するという狙いがあるのです。
 従来のIP Geolocation調査の一つに、「ルータ」と呼ばれるネットワーク機器を基本単位とした方法があります。例えば、「このIPアドレスが割り当てられているルータは静岡県内にあるようだ」という事が分かれば、IPアドレスから判定できる位置情報は「静岡県」となります(*1)。
 一方、「Wi-Fiアクセスポイント調査」はIPアドレス一つ一つの詳細な情報を取得します。あるIPアドレスに対し「静岡県にある三島駅の新幹線待合所に設置されたWi-Fiアクセスポイントで使われている」という情報が得られれば、判定できる位置情報はより詳細なものになり、このIPアドレスを使っているユーザが新幹線を待っているということまで分かるようになるのです。

*1 弊社のIPアドレス調査方法は、過去に発行したCAR Navigationで詳しく取り上げています。バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

新たな調査でSURFPOINT™はこう進化する!

 調査で得られた情報はSURFPOINT™に反映され、ご利用者様に提供されます。SURFPOINT™への最初のデータ反映は2014年7月を予定しています。着々と収集される情報を前にして、Net Tracerは今まさに奮闘中です。
 調査によって得られる情報のうち、SURFPOINT™に登録される情報は大きく分けて3つ。アクセスポイントの名称、緯度・経度情報、住所情報です。これらが、SURFPOINT™に現在登録されている情報をアップデートする形で反映されます。
 家庭用回線からのアクセスか、企業のアクセスか、はたまたどこかのWi-Fi経由か…SURFPOINT™は「ユーザはどこにいるのか」という疑問により良い答えを出すべく、進化を続けています。
 プロジェクトの最新情報はサイバーエリアリサーチのFacebookページで。どうぞお楽しみに!

施設の種別ごとに見るアクセスポイント数とインターネット利用の有無

「Wi-Fiアクセスポイント調査」によって取得されたスポット名、緯度・経度情報、住所情報などは、企業情報が登録されているカラム(列)のデータを更新する形で反映されます。
※2014年3月時点の仕様予定です。仕様の詳細は変更となる可能性もございます。

こんなことができるかも? 新たな調査がひらく可能性

 職場から・自宅から・移動中・休憩中など、ユーザが置かれている状況をIPアドレスから知ることができるようになります。
 ユーザの状況をアクセス解析の軸として活用することで、従来は他の情報から推測することしかできなかったユーザの利用形態や利用シーンがより具体的に分析できるようになると考えられます。

「特定の店にいる人」「駅の待合室にいる人」のようなピンポイントなターゲティングが、IPアドレスだけで実現します。既に提供を開始しているIPアドレスベースのターゲティングメニューには「位置」「気象」「企業・組織」「回線種別」などがありますが、ここに新たなターゲティングメニューが増える日も近い!?

 小規模な企業では、固定IPアドレスを持っていても利用しているインターネット回線が法人契約ではなく一般ユーザと同じ契約ということも考えられます。
 従来の調査では一般回線と判定されていたIPアドレスに関しても、調査結果によっては組織情報を付与するなど、より詳細な情報へ更新していきます。

 CAR Navigation バックナンバー

新プロジェクト「Wi-Fiアクセスポイント収集」

2014年、弊社の新たな調査対象となるのは「Wi-Fiアクセスポイント」です。
前号では、国内の公衆Wi-Fi網の広がりや使われ方を、政府公表の統計資料を元に紐解きました。
本号にご興味を持たれた方に、ぜひ合わせてお読みいただきたい内容となっています。

イチから解説!IP Geolocation技術の仕組み

弊社のサービスを支えるデータベースは、継続的なIP Geolocation調査(IPアドレスが使われている場所を特定する調査)によって作られています。このシリーズでは、IP Geolocation調査の仕組みを技術の面からやさしく解説しています。 「どうしてIPアドレスから位置がわかるの?」「精度は大丈夫なの?」という疑問を持たれた際は、ぜひこのシリーズをご一読ください。

その他のバックナンバー一覧はこちら

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次号「広報誌 CAR Navigation vol.39」は6月初旬発行予定です

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